桜をのぞむ出窓の家  
 


■データ

構造 鉄筋コンクリート造3階
敷地面積 41.84m2(約12.65坪)
床 面積  75.07m2(約22.70坪)







>桜をのぞむ出窓の家

>プラン(平面図)

>工事写真




コンセプト
 横浜市に建つ事務所兼用住宅です。毎年春に桜が咲き、秋には紅葉が望める公園のある敷地です。約42u(約12坪)の敷地に、建蔽率60%(25u)容積率160%(67u)分のボリュームを最大限に計画し、更に建築面積及び床面積に算入されない横長の出窓を公園側へ設けています。桜の見える公園に対して幅いっぱいに大きな出窓を設ける事で、公園側の景色と光を建物内部に取り込む計画としました。
 出窓は事務所のワークデスクとして利用したり、リビングダイニングのベンチとして利用しています。


  

 






仕上げ材
○屋根
・鉄筋コンクリート打放し防水塗装仕上げ
○外部壁
・鉄筋コンクリート打放し防汚塗装仕上げ
○内部壁
・鉄筋コンクリート打放し
○内部床
鉄筋コンクリート打放し

受賞
日事連建築賞

掲載雑誌
住宅特集11月号(新建築)



 
公園に面して出窓のある南側の外観。
2階リビングは3面に椅子の高さの出窓を作り、公園の桜を楽しむ。
3階吹き抜けからの見下ろし、出窓の窓台の一部が開閉出来る。
M2階からの公園の眺め。テーブルの高さの出窓を設置。
 
Photo:TSUKUI TERUAKI